<引用 読売新聞2019.12.21> 2019.12.27 小林 勝
屏倒壊小4死亡 職員ら書類送検
高槻市、業務致死容疑
昨年6月の大阪北部地震の際に大阪府高槻市の市立寿栄小 しりつ じゅえいしょう
にあったブロック塀が倒壊し、小学4年の女児(当時9才)が死亡した事故で、府警は12月20日、塀の点検を怠るなどしたとして、市教育委員会の学務課長だった男性(62)ら市職員3人と、点検業者の担当者(44)の計4人を業務上過失致死の容疑で書類送検した。
市の第三者委員会による調査で、塀には鉄筋の長さ不足などの施行不良があり、倒壊の原因になったことが分かっている。大阪地検はこうした点などを踏まえ、起訴の可否を判断する。
樽井弘三・市教育長は「送検を真摯 しんし に受け止め、再発防止に向けた決意を新たにした」としている。